生い茂った木々の下で「보성녹차팥빙수」 のパッピンスを
「パッピンス」といえば韓国の「かき氷」。
観光客に大人気の「ソルビン」も実は釜山からスタート。
その第1号の本店は南浦洞の街にあります。
そんな「ソルビン」をはじめ、韓国のかき氷店では
シーズンごとに新しいメニューが次々誕生。
進化し続けるビジュアルと味で人気を集めるパッピンスですが
その語源は「パッ(小豆)ピン(氷)ス(水)」。
そもそもは小豆と氷のシンプルなスウィーツだったんです。
そんな昔ながらのパッピンスを雰囲気たっぷりの場所で楽しめるのが
釜山の広安里ビーチエリアにあるこのお店。
보성녹차팥빙수 ポソンノクチャパッピンス
街を歩いていると路地裏に、突然、現れる緑の木々。
生い茂った木々に囲まれているのがその店「보성녹차팥빙수」です。
お店は基本セルフサービス。オーダーは店内のカウンターで。
ちなみに、こちらのメニューは
「パッピンス」と「タンパックチュ(ぜんざい)」の二品のみ。
「小豆」一本勝負のお店です。
オーダーを済ませパッピンスを手にしたら、是非外のテラスへ。
テラスに一歩踏み入れると、そこはまるで植物園。
夏は暑い日が続く釜山ですが、生い茂った木々が日陰を作りひんやり快適。
こもりがちな熱気は巨大な扇風機が吹き飛ばしてくれます(笑)
まるで南国の熱帯雨林のような木々に囲まれながら食べる
韓国の伝統的なスウィーツパッピンス。
その名の通り、小豆と氷だけのシンプルなかき氷。
シンプルだけど、これがとても美味しい!!
さりげなく、ほんのりとした苦味がアクセントに。
てっぺんにかかった抹茶パウダーも良い仕事をしてくれますが、
その美味しさの秘密はやっぱり自家製のあんこ。
ズッシリ重く見えるけど、これが意外にも軽くサッパリ。
控えめで上品な甘さのあんこが氷と絶妙に合うんです。
ちなみに、食べている途中でふと「ん、これ食べたことがあるがする」。
なんだったかな〜と記憶をたどったら、井村屋のあずきバーでした。
日本人も間違いなく好きなお味です(笑)。
巷で流行りの”インスタ映え”な華やかパッピンスもいいけれど
たまにはこんな伝統的なパッピンスも、
旅の途中に楽しんで見るのはいかがですか?
보성녹차팥빙수
料金:パッピンス 2500ウォン タンパックチュ 2500ウォン
住所:부산 수영구 수영로394번길 28
営業時間:10時から22 時
電話:051−625−5544
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